クローゼットを開けた瞬間、ふわりと広がる香り。
使い終わった精油の空き瓶にまつわる、少し恥ずかしくて、でも大切な気づきのお話です。
風が少しずつ暖かくなり、いよいよ衣替えの季節ですね。
皆さまは、使い終わった精油の空き瓶、どうされていますか?
実は、空き瓶は「最後の最後まで」魔法を使い切ることができるんです。
私は蓋とドロッパーを外して、そのままクローゼットの隅に置いています。
クローゼットを開けるたびに、ふわっと爽やかな風が吹き抜けるようで、毎朝のお洋服選びがとても幸せな時間になります。
ところが先日、そんな空き瓶をめぐって、ちょっとした「騒動」を起こしてしまいました……。
それは、大好きな高級ローズの空き瓶が出たときのこと。
「クローゼットだけではもったいないわ!」と思い立ち、大切にしている冬のコートのポケットに忍ばせて香りを楽しんでいたのですが……。
あろうことか、瓶を入れたまま、クリーニングに出してしまったのです!
クリーニング店へ預けに行ってくれた家族から、「お店の人に空き瓶を渡されて、すごく恥ずかしかったよ」と苦笑いされてしまいました。
ローズの優雅な香りと共に、私のうっかりも世に放たれてしまったようです。
さらに別の失敗も……。
柑橘の精油瓶をお風呂に入れて香りを楽しもうとしたところ、肌がピリピリ!
お湯で流してもなかなか治まらず、改めて柑橘精油の「皮膚刺激」の強さを身をもって痛感することに。
いつも生徒さんやお客様には「精油の扱いは慎重に」と念押ししてお伝えしている立場なのに、プロだからこそ、ついつい注意が緩慢になってしまうこともありますね。
魔法は、敬意を持って扱ってこそ輝くもの。
私も改めて、背筋が伸びる思いです。
皆さまも、私の失敗を笑い飛ばしつつ、精油の魔法を正しく、楽しく取り入れてみてくださいね。
✨ 魔女のレシピ帖 ✨
今日は、空き瓶を使った「持ち歩ける魔法」を伝授します。
- 精油の空き瓶に、ホホバオイルを適量注ぎます。
- そこにラベンダー精油を2滴だけ、そっと落としましょう。
- 蓋をして軽く振れば、あなただけの特別なオイルの完成です。
これをバッグに忍ばせておけば、外出先で大切な人がお疲れのとき、いつでも「即席セラピスト」になってハンドケアをしてあげられます。
ラベンダーの優しい香りとあなたの温もり。
それこそが、一番の癒やしの魔法かもしれません。
今日も皆さまにとって、心地よい香りに包まれる一日となりますように。
aroma fleur Ogawa




